すっぽんの養殖と方法とは?

 

養殖されたすっぽんは料理の食材として用いられることが多いですが、
そもそもすっぽんの養殖とはどのようにして行われるのでしょうか?

 

以前は天然のすっぽんを川や池などから捕獲するしか入手の方法がありませんでしたが、
養殖の方法が確立されてからは盛んに養殖が行われ、
現在食用としては養殖物がほとんどを占めています。

 

また、すっぽんの養殖方法は大きく分けて二つの方法があり、
一つは露地養殖で、もう一つが加温養殖と呼ばれています。

 

露地養殖

まず、露地養殖ですが、これはすっぽんを本来の自然環境に近い形での養殖する方法で、
簡単に言うと、気温が低くなると冬眠させる方法です。

 

このため、気温が低くなる11月〜3月頃は冬眠のためエサを食べないので成長が遅く、
そのため出荷までに時間がかかるのがネックになります。
(出荷サイズまで約3〜4年)しかし、冬眠前は肉に脂が乗っておいしくなる、旬が存在します。

 

加温養殖

加温養殖ですが、こちら方法は露地養殖のように冬眠はさせずに育てます。
そのため、何らかの方法(ボイラー・工場排熱)を使って水温を強制的に上げて育てます。

 

そうすることですっぽんは冬眠に入りませんので、年中エサを食べ続け成長していき、
出荷までのスピードも、露地養殖の半分程度(1年半〜2年)で出荷サイズの500g〜1200gまで成長します。

 

ここが加温養殖の特徴とも言えるでしょう。
また、露地養殖のすっぽんのように肉に旬がなく、年中同じような肉質となっています。

 

両者を比べれば、成長スピードの速い加温養殖の方がかかるコストが安いので、販売価格も安くなってきます。
その一方で時間とコストはかかるが、露地養殖の脂の乗った時の肉質も人気が高く、ファンも多いです。
これは好みの問題なので、単純に比較して優劣をつければよいという問題ではないようです。

 

いかかでしょうか?
すっぽんの養殖と一言で言って、もそれぞれの方法で特徴があってとても興味深いと思います。

 

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